7月28日に埼玉県 深谷市の生産者を訪問し定植作業の体験をしました。
今回訪問した生産者は、ネギ栽培の本場の地域で長年ネギ栽培をおこなっているベテランの生産者です。
現在、ネギ栽培で一般的にはトレーで苗を栽培し、ひっぱりくんまたは定植機で植える方法が効率がよく最適なのですが、ここ深谷地区では、苗栽培から畑で行い大苗に育ててから夏場に手植えで定植する、昔ながらの栽培方法をおこなっている生産者もいます。
今回定植した畑には3月ごろ播種し育苗した苗を定植しました。7月下旬から8月中旬までに定植し12月中~下旬には収穫できる見込みです。
通常、ひっぱりくんの定植で12月に収穫するには、4月から5月に定植作業を終わらせないといけません。
手植えの場合、収穫まで畑での栽培期間が短いため、定植後の雑草管理や台風の被害を減らせる、また、手植えで1本ずつ植えるのでまっすぐで形の良いネギに育つなどのメリットがあります。
今年は降雨が少なく高温が続いているので、活着とこれからの生育が気になります。


